「生贄」と「スケープゴート」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「生贄」と「スケープゴート」の違いとは?違い

この記事では、「生贄」「スケープゴート」の違いを分かりやすく説明していきます。

「生贄」とは?

生贄とは、人や動物を生きたまま神に捧げることをいいます。

その際に捧げられる人や動物を生贄と呼ぶこともあります。

生贄の「贄」は、神に捧げる食べ物という意味があります。

「贄」には肉や魚など死んだ状態の食べ物も含まれるので、「生」を付けることで生きている状態であることを表しています。

また、何かの犠牲になることを生贄と表現したりもします。


「スケープゴート」とは?

スケープゴートとは、他人の罪を負わされて身代わりになる人のことをいいます。

英語のscapegoatをそのまま日本語読みした言葉になります。

旧約聖書のレビ記には贖罪の日に捧げられる山羊が登場し、それがスケープゴートの語源になったとされます。

古代ユダヤでは、自らの罪の身代わりとして山羊を荒野に放つ儀式がありました。

現在は集団の怒りや不満を解消するために、代わりに攻撃の対象となる人や物のことを指しています。


「生贄」と「スケープゴート」の違い

生贄とスケープゴートは意味が似ている言葉です。

生贄は人や動物など集団にとって大切なものをあえて神に捧げることで、神に祈りを届けるものでした。

宗教的な意味合いがあったようです。

スケープゴートには生贄という意味もありますが、集団での不利益を特定の人に押し付けることをいいます。

「生贄」の例文

・『昔は災害が起きると生贄を捧げる儀式が行われた』
・『遺跡から生贄にされた兵士の遺骨が出土した』

「スケープゴート」の例文

・『民衆の不満をそらすためにスケープゴートが必要だった』
・『スケープゴートにさせられた彼がかわいそうだ』

まとめ

生贄は生きたまま人や動物を神に捧げることで、宗教的な意味合いがあります。

スケープゴートは集団において特定の人に不利益を押し付けることをいいます。

旧約聖書がルーツの言葉ですが、現在は身代わりというような意味で使われています。

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