この記事では、「小麦粉」と「たこ焼き粉」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「小麦粉」とは?
小麦を丁寧にひいた粉で、70%程度が澱粉【でんぷん】になるのが「小麦粉」【こむぎこ】です。
たんぱく質や水を含むとグルテンになるグルテニンを含みます。
このグルテニンの量によって薄力粉や強力粉といった種類に分かれ、うどんのようにコシがある麺にするときは中力粉を、パンを作るときは強力粉を使うのが一般的です。
焼き菓子やスパゲッティには薄力粉といったように、その粉の特性を活かしてメーカーでは分けています。
また、浮き粉は「小麦粉」からあえてグルテンを取り、残りのデンプンから作られている粉です。
「たこ焼き粉」とは?
調味料が入っているので、自分で調合して味付けしなくてもお店のような味に仕上げられるのが「たこ焼き粉」【たこやきこ】です。
鰹節が入っている状態であるため、あとは水と卵、蛸【たこ】を入れて専用の焼き器でじっくり焼くだけで丸いたこ焼きができます。
粉の中にはすでに醤油が入っていて味付けがされている商品もあり、ソースをかける必要はありません。
また、紅生姜や乾燥葱といった食材も入っている商品もあり、あとはお好みでチーズやニンニクを入れてもいいわけです。
ベーキングパウダーも入っているためふっくらと丸みがあるたこ焼きが初心者でも簡単に作れます。
「小麦粉」と「たこ焼き粉」の違い
「小麦粉」と「たこ焼き粉」の違いを、分かりやすく解説します。
強力粉や中力粉、薄力粉といった商品が揃い、料理に適したデンプンの量が考えられて入っています。
グルテニンも入った小麦粉は、パンやうどん、天麩羅、焼き菓子に適したものを使っているわけです。
料理やお菓子により卵や牛乳、チョコレートといった材料を別に用意して、自分の好きな量を入れて混ぜ合わせます。
もう一方の「たこ焼き粉」は、卵と水、蛸を入れて家庭用のたこ焼き機に流し入れて、回しながらじっくり焼けば円形状に仕上がる商品です。
すでに鰹エキスや昆布粉末、醤油、砂糖、食塩といった調味料で味が付いていたり、香辛料やアミノ酸で味は調えられていて、ベーキングパウダーも混ざっている状態で販売する商品を指します。
まとめ
同じ小麦粉を使った商品を指しますが、「たこ焼き粉」はたこ焼きを作るのに特化した商品です。
もう少し違いを深堀したいときはメーカーの公式HPで調べてみるといいでしょう。