この記事では、「職歴」と「経歴」の違いについて紹介します。
職歴とは?
職歴とは、今まで就いてきた職業に関する経歴のことをいいます。
どんな会社に勤務してどんな職務を担当していたのか、従事していた期間などが職歴になります。
履歴書などに職歴を記載する場合には、今まで所属していた会社全てを書くのが基本です。
入社日や退社日も記載します。
正社員として働いた経験だけではなく、パートやアルバイトとして働いた経歴も職歴になります。
ただし、応募する求人によっては正社員として働いた経歴のみを職歴とすることもあります。
また、職務経歴書と呼ばれるものもあり、履歴書に記載する職歴に比べると職務の細かい内容まで記載することが多いです。
どんな実績を上げたのかといったことも含まれます。
経歴とは?
経歴とは、今まで経験してきた学業や職業、地位などの事柄のことをいいます。
どんな経験を積んできたのかが経歴で、幅広く使われています。
例えば、俳優としての経歴といえば、デビューしたのはいつかやどんな作品に出演してきたかといったことが経歴になります。
また、学生時代に経験したこと等も経歴です。
留学した経験とかボランティア活動に従事したこと等も挙げられます。
経歴の定義はとても漠然としていて、かなり幅広いです。
結婚や離婚といったプライベートな出来事も経歴に含まれたりします。
それから犯罪経歴など、犯罪に関することを指す場合もあります。
職歴と経歴の違い
経歴はその人が経験してきたこと全てで、その中の職業に関する経歴が職歴になります。
例えば勤めていた会社を辞めて留学し、再就職した場合には、2つの会社の職歴に加えて留学したことも経歴には含まれます。
職歴の場合には、職業に関する経歴なので留学したことは含まれません。
経歴のうち職業に限定しているのが職歴になります。
まとめ
経歴はその人が経験してきたことで、職業に関する経歴が職歴です。