「講話」と「講演」の違いとは?分かりやすく解釈

「講話」と「講演」の違いとは?違い

この記事では、「講話」「講演」の違いを分かりやすく説明していきます。

「講話」とは?

「講話」には、大勢の人に対しわかりやすく講義をすることといった意味があります。

何でも話をすれば良いというわけではなく、決まった題目について大勢の人にわかりやすく話をすることが「講話」です。

聞いている人に対し理解しやすいように、わかりやすいように、話すことに重点が置かれたものになります。

自分が持つ専門知識。

例えば、法律を専門とする場合、その法律について、法律に詳しくない人にもわかりやすく講義することが「講話」になります。


「講演」とは?

「講演」には、大勢の人の前で、決められた題目に従い話をすることといった意味があります。

「講演」の場合、聞く人に対しわかりやすく、理解しやすく、といった気遣いは不要です。

いわば、「講演」する側が自分の話したい内容について、大勢の人の前で話をすれば、それは「講演」です。


「講話」と「講演」の違い

「講話」「講演」の違いは、説明するのか、それとも、話すだけなのか、といったものになります。

「講話」には、聞く人に対し、わかりやすく、理解しやすいように話すといった意味があります。

それは、言い換えれば、説明することと同じです。

一方、「講演」には、「講話」のような、わかりやすく、理解しやすく、といったことに注意し話をすると言った意味はありません。

単に大勢の人の前で話をすれば、「講演」となります。

このように、説明の必要性があるか、ないか、が、「講話」「講演」の大きな違いです。

「講話」の例文

・『法事の後、住職の講話を聴く』
・『法律家の講話を聴き、とても勉強になりました』

「講演」の例文

・『先日、オリンピック選手の講演会に行ってきました』
・『今回の講演会は、とても良い内容でした』

まとめ

「講話」「講演」には、同じ大勢の人の前で話をする行為であっても、以上のような違いがあります。

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