この記事では、「助言」と「アドバイス」の違いについて紹介します。
助言とは?
助言とは、助けになるような言葉をかたわらからかけることをいいます。
困っていたり迷ったりしている人を助ける言葉そのものを指す場合もあります。
助言の「助」は、「たすける」とか「たすかる」「力を貸す」といった意味を持っています。
そのため相手にとって役立つ言葉をかけるという意味になるので、ただ励ます言葉とは異なります。
それから役に立つ情報といっても、お得な情報ではありません。
困った状況から抜け出すための相手が求めている言葉をかけることが助言です。
助言は「先輩の助言が役に立った」とか「自分から助言をもらいに行った」といった使い方をします。
アドバイスとは?
アドバイスとは、忠告や助言をすることをいいます。
また、言葉そのものを指す場合もあります。
英語の「advice」をそのまま日本語読みした言葉になります。
「アドバイスに従う」とか「アドバイスをもらった」といった使い方をします。
アドバイスは相手のためになる言葉をかけることで、役に立つ言葉をかけることもありますが欠点を指摘したり誤りを正したりすることもあります。
これはこうした方がいいとか、これは絶対やってはいけない等、厳しい指摘をすることも相手のためを思っての言葉なのでアドバイスになります。
助言とアドバイスの違い
助言もアドバイスも相手のためを思って言葉をかけることやその言葉のことをいいます。
英語の「advice」を日本語に訳すると「助言する」とあるので、同じ意味になります。
ただし、アドバイスには助言にはない忠告するという意味も含まれます。
欠点や誤りを指摘したりするのは、助言ではなくアドバイスになります。
そのためアドバイスの方が利用される範囲が広いです。
まとめ
助言は助けになるような言葉をかけることで、アドバイスには助言することや忠告することが含まれます。