「勝負師」と「ギャンブラー」の違いとは?分かりやすく解釈

「勝負師」と「ギャンブラー」の違いとは?違い

「勝負師」「ギャンブラー」は似たような意味で使われることが多い言葉ですが、それぞれどのような人を指し何の違いで区別されているのでしょうか。

今回は、「勝負師」「ギャンブラー」の違いを解説します。

「勝負師」とは?

「勝負師」とは、「物事の決着を勝敗でつけることを好む人」を指す言葉です。


「勝負師」の使い方

物事の決着をつけるにはいろいろな方法があります。

話し合って落とし所を探ったり安全な方法で穏やかな解決を目指したいなど白黒はっきりつけないあいまいな方法ではなく、はっきりとした勝ち負けで決着をつけたがる気質を持つ人のことを「勝負師」といいます。

簡単にいえばすぐに勝負に出たがる人を指す言葉です。

本来は勝負によって金を稼ぐ賭博師や博打打ちを指す言葉でしたが、現在は賭博の要素はほとんどなく物事の成否をかけて大胆な行動に出る人を指す言葉として使われています。


「ギャンブラー」とは?

「ギャンブラー」とは、「賭け事を好む人」を指す言葉です。

「ギャンブラー」の使い方

金銭を賭けて行われる勝負事を好む人のことで、熱心に賭け事をする人のほか賭け事のみで生計を立てているプロを指す肩書や職業名として使われます。

「勝負師」と「ギャンブラー」の違い

能力や実力を考えて勝負に出るのが「勝負師」、運を頼りにするのが「ギャンブラー」という違いで区別されます。

「勝負師」は相手との力量差など勝てる確率を考えて勝負に出るのに対し、「ギャンブラー」は自分ではどうにもならない運が大きな要素を占めています。

力を信用して勝負に出るのが「勝負師」で運に賭けるのが「ギャンブラー」です。

「勝負師」の例文

・『勝負師だけあって決断が早い』
・『勝負師らしい大胆な戦術だ』

「ギャンブラー」の例文

・『ギャンブラーがカジノで大勝ちする』
・『ギャンブラーらしく大勝負に出る』

まとめ

「勝負師」「ギャンブラー」は本来同じ意味でしたが現在は別々の意味で使われています。

それぞれの意味を正しく理解し区別してください。

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