この記事では、「総評」と「感想」の違いを分かりやすく説明していきます。
「総評」とは?
総評は、そうひょうと読むのが正解な言葉です。
漢字で書かれたこの言葉を見れば理解出来る事でしょうが、全部や全てといった意味を持つ総の漢字に、ひょうかや品定めするといった意味を有する評の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ総評は、全体に渡って批評するといった意味を表すのです。
「総評」の言葉の使い方
総評は、全体を批評するという意味の言葉として使われています。
例えばコンテスト等で、参加者全員を審査した上で批評を行う事を、この総評という言葉を使用して表現したりするのです。
「感想」とは?
感想は、かんそうと読むべき言葉となっています。
文字で記されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事ですが、心の動き等の意味の感の文字に、おもうや考えといった意味がある想の文字を付け加える事で完成した言葉です。
以上の事から感想は、物事に対して、心で感じた事とか思った事といった意味を示します。
「感想」の言葉の使い方
感想は、物事について心で思った事といった意味として用いられる言葉です。
感想文や、感想を言う、といった表現を見掛ける事が出来ます。
「総評」と「感想」の違い
総評と感想の漢字表記を見比べてみると、使用している漢字も読み方も違っている言葉同士だと気付く事が可能です。
所が持つ意味合いには幾分似ている部分があったりするので、混同する恐れはないとは言えません。
とはいえ総評は、全体に渡って批評を行う行為や、行った内容を表すのです。
一方の感想は、物事に対して、心で思った事や感じた事といった意味を示します。
まとめ
2つの言葉は、用いている漢字も読み方も違っているのです。
ですが示す意味合いに関しては、似た所があるのでごっちゃになる恐れはあります。
ただし総評は、全体を批評する事といった意味の言葉として使われているのです。
対する感想は、物事に関して、心で感じた事や考えた事といった意味の言葉として用いられています。
