歌謡曲の歌詞や、アニメなどで使われるが、日常生活では、ほぼ使われることのない言葉に「陽だまり」というものがあります。
それでは、この「陽だまり」とはどういう意味でしょうか。
また、「日だまり」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「陽だまり」と「日だまり」の違いを分かりやすく説明していきます。
「陽だまり」とは?
「陽だまり」とは、太陽があたって気温がある程度上がって気持ちが良い状態の場所のことを指す言葉です。
「たまり」という言葉がついているように、その場所には暖かさが溜まっている状態です。
「日だまり」とは?
「日だまり」とは、前述の言葉と同様に、太陽があたって気温がある程度上がって気持ちが良い状態の場所のことを指す言葉です。
特に小説や歌謡曲の歌詞などに多く使われている表現です。
「陽だまり」と「日だまり」の違い
「陽だまり」と「日だまり」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、「ひだまり」と読み、太陽の光が当たってポカポカと気持ち良い場所のことをいう言葉ですが、違いはあるのでしょうか。
この2つの違いを最も簡単に説明するなら、意味としては全く同じですが、使われている漢字の違いによって、「陽だまり」の方には暖かさが、「日だまり」の方にはやわらかさのニュアンスが現れています。
この言葉は、もともとは「日溜」であったが、使われるうちに「日溜まり」、「陽溜まり」などに変化し、「溜」という時には若干冷たい印象があるので、「たまり」というひらがなになったと考えられます。
「陽だまり」の例文
・『公園の中には「陽だまり」があり、大人たちの憩いの場所になっています』
・『「陽だまり」という言葉には暖かさが現れています』
「日だまり」の例文
・『あの人は「日だまり」のような人だと言われています』
・『「日だまり」とは歌謡曲の歌詞でよく見ます』
まとめ
この記事では、「陽だまり」と「日だまり」の違いを、解説してきました。