「預ける」と「預かる」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「預ける」と「預かる」の違いとは?違い

この記事では、「預ける」「預かる」の違いを分かりやすく説明していきます。

「預ける」とは?

一時的に自分の方から荷物や子供を見ていて欲しいと頼むことを「預ける」【あずける】といいます。

保管を頼む理由には仕事に行くため世話ができない、病気で面倒が見られないという理由があるわけです。

大事な貴重品を信用ある友人や団体、店へ渡して保管してもらいます。

なかにはロッカールームの中やホテルの受付へ荷物や買った物を預けてはお風呂、食事に行くのです。


「預かる」とは?

何を誰からいつ受け取り、責任を持って保管するか表せる言葉が「預かる」【あずかる】です。

目的語であり、人から頼まれてお金や骨董品、本、物を受け取って大事にしまうか、持ち歩き、いつでも返せるよう良い状態のままで預かります。

使い方としては、「定期券を預かる」といえば一時的に相手から受け取り、紛失しないように持っておくのです。


「預ける」と「預かる」の違い

ここでは「預ける」「預かる」の違いを、分かりやすく解説します。

貴重品を持って行けない場合、専門の受付や従業員、ロッカーに入れては安心して行動することを「預ける」といいます。

もう一方の「預かる」は紛失しないよう責任を持って物やお金を相手から受け取る行為です。

相手がいつ返して欲しいと頼むときは、それまで濡れたり、壊れないよう良い状態で「預かる」のが役目になります。

「預ける」の例文

・『旅館の受付へ明日発送する荷物を一時的に預けた』
・『もう着ない服を保管ルームに預けるため箱の中に入れた』

「預かる」の例文

・『強盗団の身柄を確保し、一時的に留置所で預かる』
・『金品を預かるときは布に包んで厳重に金庫の中に入れる』

まとめ

今は使わない物や、訳があって連れて行けないので子供を預かって世話してもらうといった場面で使う言葉をご紹介しました。

どのように使うか調べてうまく使いこなしましょう。

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