「文庫本」と「文芸書」の違いとは?分かりやすく解釈

「文庫本」と「文芸書」の違いとは?違い

この記事では、「文庫本」「文芸書」の違いを分かりやすく説明していきます。

「文庫本」とは?

単行本が刊行された後に発刊されるコンパクトな書籍のことをいいます。

単行本として人気が高かった作品をさらに広く普及させる目的で販売されるもので、単行本が刊行されてから数年後に販売されることが多いです。

小さくて持ち運び安く、移動時間や待ち時間などにも手軽に読むことができます。

価格も安く販売されています。

文庫本の大きさはA6サイズになっているものが多いですが、児童書の文庫本等少し大きめになっているものもあります。


「文芸書」とは?

文芸書とは、小説やエッセイ、ノンフィクション、俳句、短歌、詩集などの文芸を収めた書籍を指すことが多いです。

ただし、文芸書という具体的な定義があるわけではありません。

評論やビジネス書などは文芸書に含まれる場合もありますし、区別される場合もあります。

本のジャンルには文芸書以外にも色々あり、専門書・実用書・児童書・漫画・雑誌など様々です。


「文庫本」と「文芸書」の違い

文庫本は単行本のうち時間が経ってからコンパクトなサイズで再度販売される書籍のことをいい、その中には文芸書も含まれます。

例えば小説は代表的な文芸書の1つですが、単行本として刊行されてから数年後に文庫化されるものもあります。

これは文庫本にも文芸書にも該当します。

また、文芸書に限らず、漫画や実用書等が文庫本になることもあります。

それから文芸書には小説を始めとしてエッセイや詩集など色々な作品がありますが、単行本として販売されているものもあれば文庫本として販売されているものもあります。

まとめ

文庫本は単行本が刊行された後に販売される値段の安いコンパクトな書籍のことをいいます。

それに対して文芸書は、小説やエッセイ、詩集などの文芸を収めた書籍のことをいいます。

文庫本の中には文芸書もありますし、実用書や専門書などそれ以外の本もあります。

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