「誠に」や「大変」は物事の程度を表す時や仕事の会話などで使う言葉として有名です。
この記事では、「誠に」と「大変」の違いを分かりやすく説明していきます。
「誠に」とは?
「誠に」は間違いない事実や事態を表す時や、本当にという意味で使われる副詞です。
「誠に」は定型文や挨拶、仕事の会話などでよく使われる言葉であり、特定の動作や行動が本心から出ていることを示す時に使います。
「誠に」の類義語には「本当に」がありますが、こちらの方は一般的な会話でも気軽に使うことが可能です。
「大変」とは?
「大変」は重大や事件や事態、物事の程度が大きい様、苦労が激しい様子などを表す時に使う言葉です。
「大変」はこれ単独で事態が大きい様子を表すことも可能です。
「大変」は定型文や挨拶、仕事の会話にもよく使われる言葉であり、特定の行動や行為が大きい様や心から出ていることを示す時に使います。
この場合の「大変」は副詞であり、敬語表現を用いて色々な場面で使うことが可能です。
「大変」の類義語には「大層」がありますが、こちらは程度が大きいことや大袈裟なことを表す時に使います。
「誠に」と「大変」の違い
この2つはどちらも本当にという意味の副詞で使われる言葉です。
「誠に」や「大変」は敬語表現を伴って仕事の場面や挨拶としてよく使われています。
どちらも同じような場面で使うことが可能ですが、「誠に」の方が誠意を持った発言に対して使われています。
「誠に」の例文
・『誠に感謝しています』
・『本日はご来席いただいて誠にありがとうございます』
「大変」の例文
・『今年は不況が長くなって大変な年になりそうだなと思います』
・『大変長らくお待たせいたしました』
まとめ
「誠に」や「大変」は本当にという意味で使われる言葉であり、敬語を伴って様々な場面で使われています。
「大変」は名詞としても使うことが可能であり、量や程度が大きいことを表します。