「遅れる」と「遅くなる」の違いとは?分かりやすく解釈

「遅れる」と「遅くなる」の違いとは?違い

この記事では、「遅れる」【おくれる】と「遅くなる」【おそくなる】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「遅れる」とは?意味

交通渋滞にはまったり、寝坊したため時間よりも遅くなる状況を説明するとき「遅れる」【おくれる】といいます。

本当であれば、遅れてはいけない状況ですが、自分の失態により時間を守れそうにないといったとき「遅れる」と焦る気持ちを表すのです。

反対に、失態でもなく、具合が悪いので、病院に行ってから学校に行くので始まる時間に「遅れる」と伝えることもあります。


「遅くなる」とは?意味

仕事が立て込んでいるため、待ち合わせ時間に遅れると確信したとき「遅くなる」【おそくなる】と相手に伝えます。

取引相手と待ち合わせしているが、仕事が終わりそうにないと思う場合は先方を待たせてはいけないので、メールや電話で「遅くなります」と伝えて時間をずらしてもらうのです。

相手にどうして遅れるのかしっかり説明する必要性がありますが、納得すれば問題なく受け入れてくれるでしょう。


「遅れる」と「遅くなる」の違い

「遅れる」「遅くなる」の違いを、分かりやすく解説します。

どちらも問題が起きて、時間が守れないといったとき時間が守れないと伝えるとき使われている言葉が「遅れる」です。

人が遅刻するときや、荷物の到着に遅れるといった状況で使われています。

もう一方の「遅くなる」は通信速度が正常な状態ではなくなるとき使います。

また、仕事で家に帰る時間が「遅くなる」といった使い方して、自分がどうして遅れるかを説明するわけです。

「遅れる」の例文

・『用事を済ませてから帰社するので、忘年会には遅れる』
・『頭痛が酷いので、大事をとって県立病院に行くので会社に遅れる』

「遅くなる」の例文

・『このまま酒に酔った先輩に付き合えば、配達時間は遅くなる』
・『納品が遅くなるといけないので、すぐ色付け作業に取り掛かった』

まとめ

どちらも似ている言葉ですが、意味や使う状況に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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