「座談会」と「評議」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「座談会」と「評議」の違いとは?違い

この記事では、「座談会」「評議」の違いを分かりやすく説明していきます。

「座談会」とは?

複数人が集まり、特定のテーマについて話し合う場を指す言葉です。

企業の採用活動以外にも、交流方法の1つとして、多くの場面で活用されています。

採用活動における座談会は、既存社員と求職者が複数人集まって直接コミュニケーションをとる採用イベントで、求職者に対する魅力づけとして実施されることが多いと考えられます。

新卒採用時に行なわれるケースが多いですが、中途採用でも開催されることがあります。


「評議」とは?

意見を出し合って相談することを指す言葉です。

評議は、意味合いとしては「協議」とほとんど違いはありません。

どちらも「寄り集まって相談すること」を指しています。

あえて両者の違いを挙げるならば、「協議」の方が使われる頻度が高いという点があります。

「〜について協議する」という言い方はよくありますが、「〜について評議する」という言い方は、一般的にはあまり多くありません。

「評議」は、「評議員」「評議会」といった使われ方が主となっています。


「座談会」と「評議」の違い

「座談会」「評議」の違いを、分かりやすく解説します。

「座談会」「評議」は、ともに何かについて話し合うことを指す言葉ですが、その目的や形式、参加者などに違いがあります。

座談会は、教養や趣味などの分野で、気軽に意見を交わす会合であり、一般に公開されることが多いと考えられます。

その一方で、評議は、政治や経済などの分野で、決定や方針を決めるために相談することであり、一般に非公開で行われることが多いと考えられます。

「座談会」の例文

・『昨日、大学で『若者の政治参加』というテーマで座談会が開かれた』
・『この本は、作家や編集者、読者などが集まって行った座談会の内容をまとめたものだ』

「評議」の例文

・『会社の上層部は、経営危機に陥っていることを受け、評議会を開いた』
・『政府は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、緊急事態宣言の発令について評議した』

まとめ

「座談会」とは、特定のテーマや問題について、複数の人が気軽に意見を交わす会合のことです。

その一方で、「評議」とは、意見を出し合って相談することです。

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