この記事では、「白菜」と「レタス」の違いを分かりやすく説明していきます。
「白菜」とは?
アブラナ科アブラナ属の植物です。
原産地は中国北部で、江戸時代末期頃に日本に伝えられました。
主な産地は茨城県、長野県、群馬県で、多く出回る時期は10月から2月ころです。
円筒型、砲弾型、長円筒型などの形があります。
葉の色は薄い緑色の他、紫色やオレンジ色のものもあります。
水分が多く、クセのない味で、漬物、鍋物、煮物などにして食べられています。
栄養素としては、カリウムとビタミンCを比較的多く含んでいます。
選び方ですが、葉の巻きがしっかりとしており、ずっしりとした重みがあり、外側の葉がいきいきとしているものがよいです。
カットされているものは、葉がつまっていて、みずみずしいものが新鮮です。
「レタス」とは?
キク科アキノノゲシ属の植物です。
原産地は地中海沿岸から西アジアです。
もともとは結球していませんでした。
結球しているタイプが日本に伝えられたのは、江戸時代末期だとされています。
主な産地は長野県、茨城県、群馬県で、多く出回る時期は4月から9月ころです。
シャキシャキとした食感とみずみずしさが特徴で、サラダ野菜の定番です。
生で食べるイメージの強い「レタス」ですが、炒め物、汁物、鍋物など加熱調理しても食べられています。
結球していないタイプには、「サニーレタス」「ロメインレタス」「フリルレタス」などがあります。
栄養素としては、ビタミンCやカリウムを含み、結球しているものよりも、していないものの方が栄養素を多く含んでいます。
「白菜」と「レタス」の違い
「白菜」と「レタス」の違いを、分かりやすく解説します。
前者はアブラナ科の植物、後者はキク科の植物で分類が違います。
どちらにも結球したタイプがあり、その点が似ていますが、前者はやや細長いのに対し、後者は球形をしています。
まとめ
アブラナ科の植物、キク科の植物という点に違いがあります。
形も異なります。