「そこで」と「なので」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「そこで」と「なので」の違いとは?違い

この記事では、「そこで」「なので」の違いを分かりやすく説明していきます。

「そこで」とは?

「そこで」とは「前に述べた事柄を受けて、次の事柄を述べるときの語」「既存の話題から別の話題に帰るときや元の話題に戻したりするときに用いられる語」という意味を含める言葉です。


「そこで」の使い方

「そこで」は接続詞として使われています。


「なので」とは?

「なので」「だから」「であるから」のような意味を含める言葉です。

「なので」の使い方

「なので」は接続詞として使われています。

「そこで」と「なので」の違い

「そこで」「前述した話に続けて、次の話を展開するときに用いられる語」「今の話題から別の話題に帰るときや元の話題に戻すときに用いられる語」です。

一方、「なので」「だから」「であるから」のように「理由を述べるときに用いられる語」になります。

「そこで」の例文

・『原因を調査した結果、この工程でトラブルが発生したことが判明しました。そこで、作業工程を見直すことにしました』
・『2人の意見は真っ向から対立した。そこで、妥協案を模索することにした』
・『何度電話をかけても相手が出る気配はない。そこで、直接家に向かうことにした』
・『顧客の意見を参考に製品を改良してきたが、いまいち売上が伸びない。そこで、違うアプローチで戦略を練ってみることにした』

「なので」の例文

・『風邪を引いて熱が出たようなので、今日は学校を休むことにした』
・『勉強のやり方を変えたことがきっかけで業績が伸びたようなので、しばらくはこの勉強法を続けていく予定だ』
・『口座からの引き落としができなかったようなので、改めて指定口座へ振り込むことにした』
・『気温が暖かくなってきたようなので、そろそろ毛布を片付けなければいけない』

まとめ

「そこで」「なので」はどちらも接続詞として使われている言葉ですが、それぞれ別の意味を含んでいるということでした。

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