前に述べた内容や事柄に続いて付け加えて述べる時に使う言葉には「そして」や「続けて」があります。
この記事では、「そして」と「続いて」の違いを分かりやすく説明していきます。
「そして」とは?
「そして」は「そうして」を略した言葉であり、ある事柄に続けてさらにもう一つ事柄が発生することを表す意味があります。
「そして」は前述の内容と後述の内容が因果関係にあることが多く、関係性のある事柄を並列する時にも使うことが可能です。
「そして」の類義語には「それから」がありますが、こちらは物事を並列して述べる時や付加する時に使います。
「続いて」とは?
「続いて」とは動作が継続していることや連続していることを表す時に使う言葉です。
「続いて」はこれ以外にも誰かと一緒に付いていくことや道が連続していることを表す時にも使うことが可能です。
「続いて」は文章中に動作が連続している時に使う以外にも、冒頭や会話の最初に使って次の事柄に移ることを知らせる時にも使います。
「続いている」は動作や状態が継続していることを表す言葉であり、色々な場面で使われています。
「そして」と「続いて」の違い
「そして」は前述の事柄に付け加えてさらにもう一つの事柄が発生することを表す時に使います。
「続いて」は動作や内容が継続していることや連続していることを表す時に使います。
「そして」の例文
・『そして誰もいなくなったというタイトルのミステリーはとても有名です』
・『彼は昼間に色塗りを終わらせて、そしてようやく作品が完成しました』
「続いて」の例文
・『続いて紹介するのはインターネットで人気爆発中のカレーライスでございます』
・『彼に続いて反対意見を述べる人が続々と登場しました』
まとめ
「そして」や「続いて」は前述の内容に付け加える時や、動作や内容が継続していることを表す時に使う言葉です。
この2つは会話の最初に使うことも可能です。