この記事では、「決断力」と「判断力」の違いを分かりやすく説明していきます。
「決断力」とは?
「決断力」は「けつだんりょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「自分の意思をはっきり表明する能力のこと」という意味です。
2つ目は「自分で考えて事の是非や善悪を決める能力のこと」という意味です。
「決断力」の言葉の使い方
「決断力」は名詞として「決断力がある・ない」「決断力を要する」などと使われます。
「決」は「き(める)」とも読み「最終的に定める」「きっぱりときめる」という意味、「断」は「た(つ)」とも読み「たちきる」「きっぱりと決める」という意味、「力」は「ちから」とも読み「肉体的、精神的なちから」という意味、「決断力」で「最終的にきっぱりと定める能力」になります。
「判断力」とは?
「判断力」は「はんだんりょく」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとの真偽・善悪を見極め、自分の考えを定める能力のこと」という意味です。
2つ目は「倫理学用語で、ものごとを特定する能力のこと」という意味です。
「判断力」の言葉の使い方
「判断力」は名詞として「判断力がある・ない」「優れた判断力」などと使われます。
「判」は「わか(る)」とも読み「はっきり区別する」「はっきり見分ける」という意味、「断」は「きっぱりと決める」という意味、「力」は「肉体的、精神的なちから」という意味、「判断力」で「はっきり見極める能力」になります。
「決断力」と「判断力」の違い
「決断力」は「最終的にきっぱりと定める能力」です。
「判断力」は「はっきり見極める能力」です。
「決断力」の例文
「決断力」の例文は以下の通りです。
・『上に立つ人は決断力に優れている』
・『素早い決断力により周囲が行動し易くなる』
「判断力」の例文
「判断力」の例文は以下の通りです。
・『ここはリーダーの判断力が問われる』
・『接客業は判断力が必要だ』
まとめ
今回は「決断力」と「判断力」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。