「思春期」と「反抗期」の違いとは?分かりやすく解釈

「思春期」と「反抗期」の違いとは?違い

この記事では、「思春期」「反抗期」の違いを分かりやすく説明していきます。

「思春期」とは?

「思春期」「ししゅんき」と読みます。

意味は「人が12歳~17歳頃まで、第二次性徴が現れ身体的・精神的に大きな変化の現れる時期のこと」です。

脳と身体が大きく変化する為に、複雑な心を持つ様になり、多感な時期に入ることです。


「思春期」の言葉の使い方

「思春期」は名詞・形容動詞として「思春期だ・である」「思春期の悩み」などと使われます。

ラテン語で「成長すること」という意味の言葉を日本語訳したものですが、「様々なことを思いめぐらすこと」の例えとして「春を思う」という詩的な表現が使われています。


「反抗期」とは?

「反抗期」「はんこうき」と読みます。

意味は、「幼少期や成長期に見られる、周囲に対して何かと反発したくなる時期のこと」です。

人の健康的な成長過程ですが、個人さがあり、「反抗期」がある人とない人がいます。

「反抗期」の言葉の使い方

「反抗期」は名詞・形容動詞として「反抗期だ・である」「反抗期に入る」などと使われます。

「反抗」「権威・権力に従わないこと」という意味、「区切られた一定の時間」という意味、「反抗期」「成長過程で親や学校などに反発したくなる一定の時期のこと」になります。

「思春期」と「反抗期」の違い

「思春期」「第二次性徴が現れ身体的・精神的に大きな変化の現れる時期のこと」です。

「反抗期」「成長過程で親や学校などに反発したくなる一定の時期のこと」です。

「思春期」の例文

「思春期」の例文は以下の通りです。

・『思春期の娘への接し方に悩む』
・『子供が思春期で好きな人ができたらしい』
・『思春期なのであまり親が構わない様にする』

「反抗期」の例文

「反抗期」の例文は以下の通りです。

・『息子が反抗期で手が付けられない』
・『反抗期の全くない子供もいる』
・『反抗期は大人になればほぼ落ち着く』

まとめ

今回は「思春期」「反抗期」について紹介しました。

それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。

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