「始点」と「起点」の違いとは?分かりやすく解釈

「始点」と「起点」の違いとは?違い

この記事では、「始点」【してん】と「起点」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「始点」とは?意味

その場所から物事に取り掛かることを「始点」【してん】といいます。

一連の動作を始めるとき開始する場所という意味があり、電車が倉庫から出て、初めて走行するために出発する駅を指すわけです。

主に、路線バスや電車といった乗り物が初めて出発する地点を指すときに使われています。

また、パソコンでは領域の始まりとなる点を指すときに使われている言葉です。


「起点」とは?意味

一連の動作が始まる点を「起点」【きてん】といいます。

例えば、試合を始めるとき運動場の真ん中で左右どちらの陣地にボールを渡すか決めるその場所を「起点」といい、選手たちはそれぞれ点数を入れるためにゴールを目指すわけです。

このように、振り返る必要もなく、人が最終的に目指すための地点に到達するために動き出す点を「起点」といいます。


「始点」と「起点」の違い

「始点」「起点」の違いを、分かりやすく解説します。

電車やタクシーといった交通機関が走る開始地点を「始点」といい、そこから走行する1番先にあたる場所を指すのです。

もう一方の「起点」はそこから発起して、物事を始める行動を表します。

目指すべき場所に到着するため人が向かうとき、そこに簡易的な基地をつくり、通信設備を設置して各地へ行く部下に指示を出すために配置するわけです。

「始点」の例文

・『この駅は、あらゆる電車の始点となる場所になると伝えた』
・『始点となる駅は、朝になるとホームは多くの乗客で溢れる』

「起点」の例文

・『国道の始まりとなる場所を起点といい、終わりを終点という』
・『起点となる場所に印を付けて、駅までの直線距離を出した』

まとめ

どちらもそこから物事が始まるといった意味がある言葉ですが、使い方に違いがありますので、自分なりにうまく比較して使ってみるといいでしょう。

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