この記事では、「マジョラム」と「オレガノ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「マジョラム」とは?
「マジョラム(マージョラム)」とは、シソ科ハナハッカ属に分類されている多年草、または一年草のハーブのことを表しています。
「マジョラム」の草丈は20㎝〜50㎝程で、6月〜9月頃に花が咲きます。
円錐花序や総状花序で、白色、桃色、紫色の花がこぶ状につきます。
「マジョラム」の葉は緑色で、単葉の対生、卵形の全縁です。
茎葉は「肉のハーブ」とも呼ばれ、料理に使われる他にも、製油に用いられています。
「オレガノ」とは?
「オレガノ」とは、シソ科ハナハッカ属に属している多年草のハーブのことを意味しています。
「オレガノ」は地中海沿岸地域が原産で、草丈は20㎝〜80㎝くらいです。
6月〜9月頃に、散房花序や円錐花序の白色や桃色、または紫色の花が咲きます。
「マジョラム」の葉は緑色で単葉の対生、広卵形で全縁です。
葉が食用や薬用に利用されています。
「マジョラム」と「オレガノ」の違い
「マジョラム」と「オレガノ」の違いを、分かりやすく解説します。
「オレガノ」は「マジョラム」のハーブの一種で、香りが強いのが特徴です。
また、「オレガノ」は寒さに強いですが、「マジョラム」の仲間の中には、寒さに弱い種もあります。
「マジョラム」と「オレガノ」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「マジョラム」の別称には、「マヨラナ」、「スイートマジョラム」、「ノッテッドマジョラム」などがあります。
また、「マジョラム」の英語表記は「marjoram」、「sweet marjoram」、「knotted majoram」などになります。
そして、「オレガノ」には「ハナハッカ(花薄荷)」、「ワイルド・マジョラム」などの別名があります。
さらに、「オレガノ」は英語で「oregano」、「wild marjoram」などと表記します。
今回は「マジョラム」と「オレガノ」の意味や違いなどについて述べてきました。
「マジョラム」と「オレガノ」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。