GIと呼ばれるJRAの重賞レースは数ありますが、関西の大会と言えば、「大阪杯」と「宝塚杯」です。
この2つはどう違うのでしょうか。
この記事では、「大阪杯」と「宝塚記念」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大阪杯」とは?
「大阪杯」とは、日本中央競馬会が主催するGIの一つであり、阪神競馬場で行われる、距離2000mのレースのことです。
2017年にGIに昇格する際に「サンケイ大阪杯」から「大阪杯」に名称が変更されました。
「宝塚記念」とは?
「宝塚記念」とは、日本中央競馬会が主催するGIの一つであり、阪神競馬場で行われる、距離2200mのレースのことです。
名称は、開催される場所が兵庫県宝塚市にあることから名付けられました。
特徴的なのは、出走馬をファンの投票で決めるということと、開始時のファンファーレが独自のものであるという部分です。
「大阪杯」と「宝塚記念」の違い
「大阪杯」と「宝塚記念」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つは、競馬のGIの中でも兵庫県宝塚の阪神競馬場で開かれる有名な大会で、距離も中距離であるという意味では同じですが、GIの中での位置づけが若干違います。
まず、開催される時期は「大阪杯」が春の4月で、「宝塚記念」が上半期を締めくくる6月末です。
さらに出走馬は「大阪杯」が4歳以上のJRA、地方競馬、および外国馬なのに対して、「宝塚記念」では、ファン投票で決まります。
大きく違うのがこの部分で、ファンたちの人気がある馬が出るので、応援にも力が入ります。
まとめ
この記事では、「大阪杯」と「宝塚記念」の違いに関して説明してきました。
前述のように、この2つが開催されるのは共に兵庫県宝塚市にある「阪神競馬場」です。
ここで、気になるのは兵庫県で開かれるのになぜ「大阪杯」なのかということです。
実は、最初のスポンサーが大阪新聞であったことから、何回かの変更を経てこの名前になりました。