数量や状態の変化が大きいことを表す言葉には「大幅」や「著しい」があります。
この記事では、「大幅」と「著しい」の違いを分かりやすく説明していきます。
「大幅」とは?
「大幅」とは普通よりも幅が広いことを表す言葉です。
「大幅」はこれ以外にも価格や数量などの変化が大きいことや開きがあることを表す時にも使います。
さらに「大幅」は布地のサイズを表す時にも使われており、こちらは小幅や中幅と一緒に使われています。
「小幅」は布地以外にも幅が狭いことや小さいことを表す時にも使うことが可能です。
「著しい」とは?
「著しい」は「いちじるしい」と読む言葉であり、物事や状態がはっきりとしていることを表します。
「著しい」はこれ以外にも物事が明白であることや顕著である、めざましいという意味でも使うことが可能です。
「著しい」の類義語には「凄い」がありますが、こちらは一般的な会話でもよく使われる言葉です。
「凄い」はカタカナ語である「スゴイ」もよく使われています。
「著しい」は異常なほどの大きな変化を表す時にも使うことが可能です。
「大幅」と「著しい」の違い
「大幅」は幅が広いことや大きいこと、価格や数量の変化が大きいことを表す時に使う言葉です。
「著しい」は物事がはっきりとしていることや顕著なこと、異常なまでも大きい様子を表す時に使う言葉です。
「大幅」の例文
・『今年の夏は気温の大幅な上昇が予想されているので、前もって冷房を買い替えることに決めました』
・『今年のボーナスは大幅に上がりそうなので、今から楽しみになっています』
「著しい」の例文
・『実験の結果著しい変化が見られたので、早速レポートにまとめてみました』
・『アジア各国の成長は著しいものがあり、様々な製品が作られています』
まとめ
「大幅」は幅が広いことや価格や数量の変化が大きいことを表す言葉です。
「著しい」は物事が明白なことや異常なまでに大きいことを表す言葉です。