この記事では、「八方除け」と「方位除け」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「八方除け」とは?
悪事災難から身を守れるよう祈願して取り除くことを「八方除け」【はっぽうよけ】といいます。
この悪事とは、家相をはじめ、地相といった人が住む場所の建物や土地にとりつく悪いものを厄除けしたり、日柄、方位から照らし合わせて方災厄除するのです。
この行為は方角を表す「八方除け」の守護神への信仰でもあり、祈願すれば神徳が得られると古くから行われてきました。
祈願するときは身に降りかかる悪から事前に守れるよう祈願するのは2月4日を目処に、2月中に行います。
「方位除け」とは?
自身の星が九星星回りで区方になると分かった場合に行うのが「方位除け」【ほういよけ】です。
その年の区方での厄を方位厄といい、注意しなければ悪い出来事に巻き込まれたり、災いが降りかかるとされています。
生まれたときから本命星を持つ人間は厄年といわれる年や、方向を定めて位置するか方位盤によって分かるのです。
祈願するときは元旦より正月三が日に行うか、早めに予約しておき、2月の節分にはお祓いしておきます。
「八方除け」と「方位除け」の違い
「八方除け」と「方位除け」の違いを、分かりやすく解説します。
新しく住む場所や仕事関係で一人だけ単身赴任するため住む部屋、旅行に行く先について、自分がこれから行く所に待ち構える災難に遭わないよう祈願するのが「八方除け」です。
主に、日本では東西南北といった方角の不吉なことを良い方向に変えていき、事故や災害を防ぎ、幸せな人生になるよう考えてご祈願します。
もう一方の「方位除け」は本厄や心配な出来事、不安に感じれば早めに祈願するわけです。
まとめ
厄除けといった意味がある言葉を2つご紹介しました。
悪事災害から土地、家を守るのが八方で、九星星回りから悪い出来事が起きないよう厄を祓うため祈願するとの違いがある言葉と覚えましょう。