この記事では、「先端」と「先進」の違いを分かりやすく説明していきます。
「先端」とは?
「先端」は「せんたん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「細くて長いもののいちばん先に当たる部分」という意味です。
2つ目は「時代・流行などのいち早く取り入れること」という意味です。
「先端」の言葉の使い方
「先端」は名詞として「先端が尖る」「針の先端」「流行の先端を行く」などと使われます。
「先」は「さき」とも読み「空間的にいちばん前の方」「時間的に早い方」「今の一つ前」という意味、「端」は「はじ」とも読み「ものごとのはじめ」「はじの方」という意味、「先端」で「一番前の方にある部分」「ものごとをいち早くすること」になります。
「先進」とは?
「先進」は「せんしん」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「ものごとの成長や発展の度合いが他より早いこと」という意味です。
2つ目は「年齢や地位などが上にあること」という意味です。
「先進」の言葉の使い方
「先進」は名詞として「先進の技術」「先進の機械」「先進国」などと使われます。
「先」は「空間的にいちばん前の方」「時間的に早い方」「今の一つ前」という意味、「進」は「すす(む)」とも読み「前に移動する」「高い等級・段階にあがる」という意味、「先進」で「人より前の方に出ること」「立場が高くなること」になります。
「先端」と「先進」の違い
「先端」は「一番前の方にある部分」「ものごとをいち早くすること」です。
「先進」は「人より前の方に出ること」「立場が高くなること」です。
「先端」の例文
「先端」の例文は以下の通りです。
・『最先端の技術を取り入れる』
・『岬の先端まで歩いて行く』
・『時代の先端を行くファッション』
「先進」の例文
「先進」の例文は以下の通りです。
・『先進の流行を取り入れる』
・『先進的な考え方をする』
・『先進国首脳会議が開かれる』
まとめ
今回は「先端」と「先進」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。