この記事では、「発酵バター」と「非発酵バター」の違いを分かりやすく説明していきます。
「発酵バター」とは?
発酵バターは、はっこうばたーと読むべき言葉です。
文字で記載されたこの言葉を目にすれば一目瞭然な事でしょうが、微生物が人間にとって有益な有機物を生成する過程といった意味を持っている発酵の漢字に、牛乳から分離したクリームを練って固めた食品といった意味を所有しているバターの文字を組み合わせる事で完成した言葉となっています。
以上の事から発酵バターは、原材料であるクリームを乳酸菌で発酵させて作ったバターを示すのです。
「非発酵バター」とは?
非発酵バターは、ひはっこうばたーと読むのが正解な言葉となっています。
文字で書かれたこの言葉を見れば即座に理解出来る事ですが、はっこうさせないといった意味の非発酵の漢字に、乳脂肪を集めて練って固めた乳製品の1種といった意味があるバターの文字を付け足す事で成立した言葉です。
故に非発酵バターは、乳酸発酵させずに作られたバターであり、日本では一般的に流通しているバターを表します。
「発酵バター」と「非発酵バター」の違い
発酵バターと非発酵バターの文字表記を並べて見比べてみると、最初に非の漢字が付くか付かないかという違いがある事を発見可能です。
所が後の文字は一致しており、どちらも文字通りバターの種類を表現した言葉となっています。
とはいえ製法に違いが見られ、発酵バターは原材料となるクリームを、乳酸菌で発酵させて作られたバターを示すのです。
もう一方の非発酵バターは、乳酸菌による発酵を行わずに作り出されるバターを表します。
まとめ
2つの言葉には共通する文字が多くあるだけでなく、共にバターを指し示す言葉同士です。
ただし作り方には大きな違いがあるので、そこを把握すれば上手に使い分けが出来ます。
ちなみに発酵バターは、原料となるクリームを乳酸菌を駆使して発酵させて作られるバターに対して用いる言葉です。
対する非発酵バターは、発酵を行わずに作り出されたバターで、日本ではこちらのバターが主に流通しています。