この記事では、「彼氏」と「男友達」の違いを分かりやすく説明していきます。
「彼氏」とは?
「彼氏」とは、主に「恋人の男性」を意味する言葉です。
「恋人の女性」のことを「彼女」と呼ぶことに対しての「造語」であり、昭和初期に生まれたとされています。
芸能化であり、随筆家である徳川夢声が使い始めたと伝えられています。
その他、「あの人」や「あいつ」など、少々ふざけたニュアンスの三人称の人代名詞としての用法もあります。
「彼氏」の使い方
「彼氏」は名詞や代名詞として使われています。
「男友達」とは?
「男友達」とは、「女性が恋愛感情なしに付き合うことができる男性」を意味する言葉です。
具体的には、異性であっても胸がときめくや嫉妬が起こらず、触れたり、触れられたいといった感情も湧かない関係です。
「男友達」の使い方
「男友達」は名詞として使われています。
「彼氏」と「男友達」の違い
「彼氏」は主に「恋人の男性」を意味し、「男友達」は主に「女性が恋愛感情なしに付き合うことができる男性」を意味します。
では、2語を英語で表現するとどうなるのでしょうか?
「彼氏」は“boy friend”になります。
“boy friend”は直訳すると「男の子の友達」となるので、「男友達」も“boy friend”で大丈夫そうですが、実は違います。
“boy friend”は「男の恋人」という意味にしかならないので、「男友達」の意味は表せません。
英語では「男友達」も「女友達」も性別では区別せずに、“friend”で表すのが基本です。
「彼氏」の例文
・『週末は彼氏とイベントに出掛ける予定だ』
・『彼氏とはかれこれ数年続いているが、ケンカしたことは一度もない』
・『彼女は前の彼氏と別れた後にすぐ新しい彼氏を見つけることができた』
「男友達」の例文
・『彼女は男友達と遊びに行った時の写真を見せてくれた』
・『彼女は男友達と思っていた人から告白されてしまったようだ』
・『彼女は男友達の1人と恋仲になるまで発展した』
まとめ
「彼氏」は「恋人の男性」という意味を表し、「男友達」は「恋愛感情抜きに親しくしている男性」という意味を表すとのことでした。