この記事では、「姫南天」と「南天」の違いを分かりやすく説明していきます。
「姫南天」とは?
「姫南天(ヒメナンテン)」は「南天」の園芸品種の一つです。
「姫南天」はメギ科ナンテン属に分類されている常緑低木です。
中国が原産で、樹高は2mくらいまで大きくなります。
「姫南天」の開花時期は5月〜7月頃で、黄色の花が咲きます。
また、果実は11月〜2月頃になり、熟すと赤色になりますが、少ないです。
葉は小さく、秋に紅葉します。
「姫南天」は庭木や植木、生け花などに利用されています。
「南天」とは?
「南天(ナンテン)」とは、メギ科ナンテン属に属している常緑低木のことを表しています。
園芸品種は50種以上あります。
「南天」は古くから厄除けや縁起物とされてきました。
原産は中国で、樹高は1m〜6mくらいまであります。
「南天」の開花時期は5月〜7月頃、円錐花序で6弁花の白色やクリーム色の小花が多数咲きます。
また、11月〜2月頃に小さな球形の赤色の果実がなります。
葉は互生で緑色ですが、秋に紅葉します。
さらに、葉は皮質で、やや光沢があります。
「南天」は庭木などの他に、果実や葉が薬用に用いられています。
「南天」には、「ナンテンショク(南天燭)」、「ナンテンチク(南天竹)」、「ナルテン (成天)」などの別名があります。
そして、「南天」は英語で「heavenly bamboo」、「nandina」などと表記します。
「姫南天」と「南天」の違い
「姫南天」と「南天」の違いを、分かりやすく解説します。
「姫南天」は「南天」の園芸品種の一種です。
さらに、「姫南天」は葉が小さく、果実が少ない特徴があります。
「姫南天」と「南天」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「姫南天」と「南天」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「姫南天」と「南天」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。