この記事では、「格納」と「配置」の違いを分かりやすく説明していきます。
「格納」とは?
「格納」とは動力があって動かすことのできる機械を待機場所に指定されている空間まで移動させしまうことです。
「格納」される機械はそこに入れという指示を受けて所定の場所に納まりますが、そこでなにかの役目を果たすわけではありません。
たとえば列車や飛行機であれば物や人を運ぶなど「格納」される機械ごとの役目を一旦終えて、次の役目が来る時まで保管場所に自力で入ることなどを指して使われます。
「配置」とは?
「配置」とは人や物を決められた持ち場に割り当てて置くことです。
またその割り当てた場所自体のことも「配置」と言います。
割り当てた場所で役目を果たさせたり役目を果たすべき場所に駆けつけさせるためなど、なんらかの役目を果たさせることを見越して「配置」することも多いでしょう。
ただし「格納」庫内の「配置」のようにその場で何かをするわけではない置き場所という意味で使われることもあります。
「格納」と「配置」の違い
「格納」と「配置」の違いを、分かりやすく解説します。
自律移動可能な機械を所定の場所にしまっておくことが「格納」で、人や物を割り当てた場所やその場所に置くことが「配置」です。
「格納」はそこで機械を休ませたり保管しておくためにしますが、「配置」は仕事や役目を果たすためにそこに置かれます。
また言葉としては「格納」は機械にだけ使う言葉であり、しまうという行動だけを指す言葉です。
それに対して「配置」は物だけでなく人に対しても使われますし、割り当てて置くという行動だけでなく場所を指すのにも使われます。
まとめ
「格納」と「配置」はどちらも決められた場所に機械が置かれますが、何のために置かれるのかという目的が違います。
役目を終えたからしまっておくのが「格納」であり、これから役目を果たすために都合の良い場所においておくのが「配置」です。