「手数料」と「委託料」の違いとは?分かりやすく解釈

「手数料」と「委託料」の違いとは?違い

この記事では、「手数料」「委託料」の違いを分かりやすく説明していきます。

「手数料」とは?

「手数料」とは手間を掛けさせたことに対して支払うお金です。

なにかの仲介業者に間を取り持ってもらう場合に支払ったり、時間外に手続きをお願いする場合などに支払う必要があります。

手数料は余計な手間の部分に支払うお金なので、本来かかる費用は当然手数料とは別で支払わなければいけません。

市役所などの公的な組織に何かの申請をするなどの時にも支払う必要がありますが、これは個別で対応させる手間を掛けたことに対する手数料と言えます。


「委託料」とは?

「委託料」とは本来自分たちでやるべき業務を他者にやらせたことに対して支払うお金です。

例えば警察が注意喚起のポスターを張り出すと決めたとして、そのポスターを作るのは警察がやるべきことですが業者にこういうポスターを作ってくれと依頼して済ませた場合それは委託になります。

業者からすれば普通の印刷費などですが、警察側から見たらその費用は委託にかかった費用なので、その費用を指す言葉が委託料です。

委託料はその仕事を請け負う業者の利用料金にあたります。


「手数料」と「委託料」の違い

「手数料」「委託料」の違いを、分かりやすく解説します。

相手に手間を掛けさせたことに支払うお金が「手数料」で、自分の業務を誰かに委託させたことで発生した費用が「委託料」です。

「手数料」は何らかのサービスなどを利用する基本料金の上に追加されますが、「委託料」はその仕事を任せるのにかかったお金全体を指します。

まとめ

「手数料」は相手がやるべき仕事だけれど自分のせいで手間を増やしたことに対するお金で、「委託料」は自分がやるべき仕事だけれど相手にしてもらったことに対するお金なので、似ているようで全くの別物と言えます。

また手数料は追加料金としてかかるお金なのに対し、委託料は基本料金もひっくるめてまとめてかかったお金というのも大きな違いです。

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