この記事では、「セイロンシナモン」と「カシア」の違いを分かりやすく説明していきます。
「セイロンシナモン」とは?
「セイロンシナモン」は「シナモン」を代表する一つです。
「シナモン」と言えば、「セイロンシナモン」を指す場合が多いようです。
「セイロンシナモン」はクスノキ科ニッケイ属(またはクスノキ属)に分類されている常緑高木の一種や、その樹皮から作られる香辛料のことを表しています。
樹高は10mくらいです。
「セイロンシナモン」の開花時期は6月〜7月頃で、黄白色の小さい花が咲きます。
樹皮は薬用や、香辛料などに用いられています。
また、樹皮と根が製油になっています。
「セイロンシナモン」の別称には、「シナモン」、「セイロンニッケイ」、「ニッケイ」などがあります。
また、「セイロンシナモン」の英語表記は「Ceylon cinnamon」、「cinnamon」などになります。
「カシア」とは?
「カシア」とは、クスノキ科ニッケイ属に属している常緑高木の一種、あるいはその樹皮から作る香辛料のことを意味しています。
「カシア」は「シナモン」の一つです。
「カシア」の樹高は10m〜15m程度です。
開花時期は5月〜7月頃で、黄緑色の小花が咲きます。
樹皮は香辛料、薬用、製油に利用されています。
「カシア」には、「シナニッケイ(支那肉桂)」、「チャイニーズシナモン」などの別名があります。
そして、「カシア」は英語で「Chinese cassia」、「Chinese cinnamon」などと表記します。
「セイロンシナモン」と「カシア」の違い
「セイロンシナモン」と「カシア」の違いを、分かりやすく解説します。
「セイロンシナモン」と「カシア」は近縁種になります。
「セイロンシナモン」の香辛料は柔らかいですが、「カシア」の方は固いのが特徴です。
「セイロンシナモン」と「カシア」には、これらのような違いが見られます。
まとめ
今回は「セイロンシナモン」と「カシア」の意味や違いなどについてご紹介してきました。
「セイロンシナモン」と「カシア」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。