この記事では、「勤務」と「残業」の違いを分かりやすく説明していきます。
「勤務」とは?
「勤務」は「きんむ」と読みます。
意味は「企業や組織に所属して、仕事すること」です。
「勤務」の言葉の使い方
「勤務」は名詞として「勤務する・した」「勤務先」などと使われます。
「勤」は「つと(める)」とも読み「力を尽くして役割を果たす」「所属先で仕事をする」という意味、「務」は「つと(める)」とも読み「力を尽くして当たるべき仕事や役目」という意味、「勤務」で「所属先で力を尽くしてやるべき仕事や役目に当たること」になります。
「残業」とは?
「残業」は「ざんぎょう」と読みます。
意味は、「所定の勤務時間を過ぎてから、まだ終わっていない仕事を引き続きすること」です。
「残業」の言葉の使い方
「残業」は名詞として「残業する・した」「残業を命じる」「残業手当」などと使われます。
「残」は「のこ(る)」とも読み「後になくならずにそこにある」という意味、「業」は「なりわい」とも読み「生活のために行う仕事」という意味、「残業」で「生活の為に行う仕事が終わらずに、引き続きすること」になります。
「勤務」と「残業」の違い
「勤務」は「所属先で力を尽くしてやるべき仕事や役目に当たること」です。
「残業」は「生活の為に行う仕事が終わらずに、引き続きすること」です。
「勤務」の例文
「勤務」の例文は以下の通りです。
・『彼は40年間同じ企業に勤務している』
・『申し込み用紙に勤務先を記入する』
・『転勤により勤務地が遠くなる』
「残業」の例文
「残業」の例文は以下の通りです。
・『会社でノー残業デーが定められる』
・『書類が締め切りに間に合わず残業する』
・『急なに残業を命じられてデートをドタキャンする』
まとめ
今回は「勤務」と「残業」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。