この記事では、「バジル」と「ホーリーバジル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バジル」とは?
「バジル」とは、シソ科メボウキ属に分類されている多年草(日本では一年草)のことで、150種以上あると言われています。
全草に香りのあるハーブです。
日本では「メボウキ(目箒)」と呼ばれています。
熱帯アジア原産で、草丈は60㎝〜90㎝くらいです。
開花時期は7月〜8月で、白色や桃色の花が咲きます。
種子は黒色で、水分を含むと、ゼリー状になります。
葉は緑色で、卵形や楕円形をしていて、縁は鋸歯です。
葉や種子は食用に利用されています。
また、薬用やポプリなどにも用いられています。
「ホーリーバジル」とは?
「ホーリーバジル」とは、シソ科メボウキ属に属している多年草(日本では一年草)のことを表しています。
ハーブで芳香があります。
草丈は30㎝〜60㎝程度です。
6月〜8月頃に、紫色や白色の花が咲きます。
黒色の種子は水分を含ませると、ゼリー状に膨らみます。
葉は緑色で卵形、縁は鋸歯です。
葉は食用や飲用などに利用されています。
他にも、アーユルヴェーダやヒンドゥー教の礼拝にも用いられています。
「バジル」と「ホーリーバジル」の違い「バジル」と「ホーリーバジル」の違いを、分かりやすく解説します。
「バジル」は150種以上あり、「スイートバジル」のことを指す場合もあります。
「ホーリーバジル」は「バジル」の一種です。
「バジル」はイタリア料理、欧米料理に使用されていますが、「ホーリーバジル」はタイ料理の「ガパオライス」に利用されています。
「バジル」と「ホーリーバジル」にはこれらのような違いが見られます。
まとめ
「バジル」の別称には、「メボウキ」、「バジリコ」、「スイートバジル」などがあります。
また、「バジル」の英語表記は「Basil」になります。
そして、「ホーリーバジル」には、「カミメボウキ(神目箒)」、「トゥルシー」、「ガパオ」などの別名があります。
さらに、「ホーリーバジル」は英語で「holy basil」などと表記します。
今回は「バジル」と「ホーリーバジル」の意味や違いなどについて述べてきました。
「バジル」と「ホーリーバジル」、それぞれの言葉の意味や違いを知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。