この記事では、「公明正大」と「正々堂々」の違いを分かりやすく説明していきます。
「公明正大」とは?
「公明正大」は「こうめいせいだい」と読みます。
意味は「誰に対しても平等で、正しいことを行い良心に恥じるところがない様子」です。
人におって態度を変えたり都合の悪いことを隠したりせず、間違いや過ちなどをきちんと認めて正す覚悟があり、しっかりとした気持ちがある様子を表します。
「公明正大」の言葉の由来
「公明正大」は「世間に不正や隠し事がなく、清く立派なこと」という意味の四字熟語です。
特に引用や出典はなく、言葉の意味から使われています。
「公明」は「公平で私意のないこと」「明らかで隠すもののないこと」という意味で、「正大」は「堂々と正しい様子」という意味、「公明正大」で、「誰に対しても平等で隠し事がなく、正しく立派な態度であること」になります。
こちらは「公平で誠実」という意味の強い言葉です。
「正々堂々」とは?
「正々堂々」は「せいせいどうどう」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「軍隊などがしっかりと陣を構え、勢いのある様子」という意味です。
2つ目は「言動ややり方などが、道理や規範に合っていて立派な様子」という意味です。
「正々堂々」の言葉の由来
「正々堂々」は「言動が筋道正しく、威厳を持ち立派に感じさせる様子」という意味の四字熟語です。
特に引用や出典はなく、言葉の意味から使われています。
「正々」は「正しく整っている様子」という意味、「堂々」は「外見や物腰などにどっしりとした立派さを感じさせる様子」という意味、「正々堂々」で「言動が正しく整っていて、見た目にどっしりとした立派さを感じさせる様子」になります。
こちらは「正しくどっしりと向かう」という意味の強い言葉です。
「公明正大」と「正々堂々」の違い
「公明正大」は「誰に対しても平等で隠し事がなく、正しく立派な態度であること」です。
「正々堂々」は「言動が正しく整っていて、見た目にどっしりとした立派さを感じさせる様子」です。
まとめ
今回は「公明正大」と「正々堂々」について紹介しました。
それぞれの違いを理解して、正しく使える様にしておきましょう。