「とうとう」と「ついに」の違いとは?分かりやすく解釈

「とうとう」と「ついに」の違いとは?分かりやすく解釈違い

この記事では、「とうとう」「ついに」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「とうとう」とは?

やっと結果が形になったとき「とうとう結果が出た」といった言い方をします。

使う機会としては、ずっと研究していたことの結果が表れたといったとき、嬉しさと感動に包まれた人の喜びを表す言葉になるのです。

他にも、「とうとう自分が望んでいたものとなった」といえば、理想的で文句がない商品を作り上げたと人に伝えられて、世の中に送り出せる喜びを噛み締めます。


「ついに」とは?

かなり長い月日をかけた結果、いい成果が出せたと伝えるため使う言葉が「ついに」です。

例えば、「ついに日本記録を更新した」といえば今までよりも上の成績が出せたと喜ぶ人の気持ちを表すわけです。

他にも「ついに理想的な土地を見つけた」と自分が求めていたものに辿り着いた気持ちを伝えます。

このように、かなり頑張った結果が理想的なものであり、苦労して実った場面で使う言葉です。


「とうとう」と「ついに」の違い

「とうとう」「ついに」の違いを、分かりやすく解説します。

長年やってきたことが形になったり、現実のものになったとき「とうとう結果が現れた」といった言い方をします。

多くの費用と月日をかけて頑張ったからこそ結果になったときの喜びを「とうとうこの日がきた」と伝えるのです。

もう一方の「ついに」は、失敗したり、苦労した過程の末、最終的にいい成果が出て、自分が目指していた最終目標に達成したとき使うといった違いがあります。

「とうとう」の例文

・『何度も振られたが、とうとう気持ちを受け入れてくれた』
・『謎多き生物の生態を研究してきて、とうとう結果が見えてきた』

「ついに」の例文

・『殺人犯に重い刑罰を与えたかったが、ついに時効になってしまった』
・『いくら勉強しても分からなかったが、ついに意味を理解した』

まとめ

どちらもかなり苦労して成し遂げた結果を表すときに使う言葉ですが、そのときの状況に応じて自分なりに使い分けてみるといいでしょう。

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