「お徳用」と「お得用」の違いとは?分かりやすく解釈

「お徳用」と「お得用」の違いとは?違い

この記事では、「お徳用」【おとくよう】と「お得用」【おとくよう】の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「お徳用」とは?意味

店側が値段を下げれば損すると分かっているのに、安くした品物を「お徳用」【おとくよう】といいます。

値段をかなり安くして売ることで、客側がお徳に感じるように売るときに使う言葉であり、この文字を見た消費者は買う予定がなくても、つい購入したくなるという状況になるわけです。

値段を下げるだけではなく、いつもよりも内容量を増やして売るといった方法も用いられます。


「お得用」とは?意味

値段のわりには量が多いので、得した感が強く得られる商品に対して「お得用」【おとくよう】と使います。

肉の量が通常よりも多かったり、ハムの枚数が増えてお得といった商品であることを強調することで、消費者がいかに買いたくなると思わせるようにするのです。

このように、値段は据え置きで量や枚数を増やした商品に対して、袋が目立つところに表記する言葉になります。


「お徳用」と「お得用」の違い

「お徳用」「お得用」の違いを、分かりやすく解説します。

儲けや利益といった意味がある「徳」という漢字を使っている「お徳用」は、買う側がいかにお徳に買えたので、お金をあまり使わずに済む商品に対して使われています。

いつもの値段で倍の内容量が買えれば買う側は「儲けた」という気持ちになり、消費者にとって大変お徳な商品になるわけです。

もう一方の「お得用」は、値段は買えずに袋に入っている量や枚数を増やしているので、大変お得である商品に対して使われています。

「お徳用」の例文

・『お徳用ラーメンも、作り方次第で人気店のような味になる』
・『お徳用の商品には様々な味のお煎餅が入っているので飽きない』

「お得用」の例文

・『このお肉はお得用としてスーパーの目立つ棚に並べた』
・『お得用のお弁当は通常よりもお惣菜の量が多い』

まとめ

いかに消費者が購入したくなるか刺激する言葉を2つご紹介しました。

どちらも似たような言葉ですが、使い方に違いがありますので、自分なりにうまく使い分けてみるといいでしょう。

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