人との揉め事やトラブルを表す言葉には「いざこざ」や「騒ぎ」があります。
この記事では、「いざこざ」と「騒ぎ」の違いを分かりやすく説明していきます。
「いざこざ」とは?
「いざこざ」は人と人の間で発生する小さな揉めごとや喧嘩を表す言葉です。
「いざこざ」は争いごとやトラブル、摩擦など色々な場面で使うことが可能です。
「いざこざ」の類義語には「ごたごた」、「ぐずぐず」、「つべこべ」があり、それぞれニュアンスが違います。
「いざこざ」は江戸時代後期に作られた言葉という説があり、現代でも会話や文章で使われています。
「騒ぎ」とは?
「騒ぎ」とはやかましい音が発生していることやうるさいこと、人々の騒動、大変なことなどを表す言葉です。
「騒ぎ」はこれ以外にもお酒の席やパーティーなどが盛り上がっている様を表す時にも使います。
「騒ぎ」は基本的に大きな音が鳴っていることを表す言葉であり、これに加えて人が穏やかでない状態を表す時にも使うことが可能です。
「から騒ぎ」とは大したことでないのに騒ぐことを表す言葉です。
「いざこざ」と「騒ぎ」の違い
「いざこざ」は人との間で発生する揉め事や喧嘩、トラブルなどを表す言葉です。
「騒ぎ」はやかましいことやうるさいこと、音が大きいこと、パーティーなどが盛り上がっていることを表す言葉です。
「いざこざ」の例文
・『小さないざこざも多くありましたが、結婚した後に振り返ってみると懐かしいですね』
・『ちょっとしたいざこざから彼女を怒らせてしまったので、休日にケーキを買っていこうと思います』
「騒ぎ」の例文
・『そのスイーツは大ヒットしたこともありネットで大騒ぎになりました』
・『恋のから騒ぎはいつの時代でもよく起こることであり、これをテーマにした小説も沢山あります』
まとめ
「いざこざ」は揉め事や喧嘩、トラブル事自体を表す言葉であり、「騒ぎ」はうるさいことや人の騒動など音が大きいことを表すのが特徴です。