この記事では、「全日本大学駅伝」と「箱根駅伝」の違いについて紹介します。
全日本大学駅伝とは?
全日本大学駅伝とは、日本国内で行われる大学生の男子を対象とする競技大会です。
正式には全日本大学駅伝対校選手権大会といいます。
1970年から毎年開催されており、例年秋に行われます。
全日本大学駅伝は愛知県の名古屋市にある熱田神宮前から三重県の伊勢市にある伊勢神宮まで108. 6㎞を走るコースになっていて、8区間に分けられています。
出雲駅伝や箱根駅伝と並び、大学三大駅伝の1つにも数えられます。
箱根駅伝とは?
箱根駅伝とは関東地方の大学駅伝の競技会で、毎年1月2日と1月3日の2日間にわたって開催されます。
1920年から行われていて、関東学生陸上連盟が主催します。
正式には東京箱根間往復大学駅伝競走といい、大学三大駅伝の1つでもあります。
お正月にテレビで放送されるので、この時期の風物詩として親しまれています。
沿道には応援に訪れる人も多数います。
東京都の読売新聞社前から箱根の芦ノ湖までを往復するコースとなっており、217. 1㎞を走ります。
コースは10区間に分けられています。
東京から箱根を走る1区から5区までが往路で、折り返して東京に戻って来る6区から10区までが復路となります。
全日本大学駅伝と箱根駅伝の違い
全日本大学駅伝も箱根駅伝も大学三大駅伝の1つに数えられます。
開催される時期や走る距離、コースなどに違いがあります。
秋に行われ名古屋から伊勢までを走るのが全日本大学駅伝で、お正月に行われ東京から箱根を往復するのが箱根駅伝です。
また、長い距離を走るのは箱根駅伝の方です。
箱根駅伝は山を越えなければいけないので、山を走るのに向いているランナーがいるチームが強いといえます。
まとめ
全日本大学駅伝と箱根駅伝では、開催される時期や走る距離、走るコースなどに違いがあります。
秋に開催されるのが全日本大学駅伝で、お正月に開催されるのが箱根駅伝です。