「パーソナリティ」と「アイデンティティ」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「パーソナリティ」と「アイデンティティ」の違いとは?違い

この記事では、「パーソナリティ」「アイデンティティ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「パーソナリティ」とは?

「パーソナリティ」は英語で書くと“personality”です。

意味は、その人の持ち味。

言い換えれば、「個性」「人柄」

一人の人間を包括的に意味する心理学の概念や個人の素質と環境の相互作用から形成される人間の行動を規定するもの。

言い換えれば、「人格」といった意味があります。

加えて、放送では番組担当者のことを「パーソナリティ」と言います。

このように、「パーソナリティ」とは人格を意味する言葉となり、その人格は自分ではなく他人から見たものとなります。


「アイデンティティ」とは?

「アイデンティティ」は英語で書くと“identity”です。

意味は、自己が環境や時間の変化に関わらず連続する同一のものであること。

言い換えれば、「主体性」「自己同一性」

本人に間違いのないことです。

「アイデンティティ」の場合、自分から見た自分の自分像を意味する言葉になります。


「パーソナリティ」と「アイデンティティ」の違い

「パーソナリティ」「アイデンティティ」の違いを、分かりやすく解説します。

「パーソナリティ」「アイデンティティ」の違いは、自分自身をどの角度で見つめるかになります。

第三者から見た人格のことを「パーソナリティ」と言い、自分自身から見た人格を「アイデンティティ」と言います。

この点に明確な違いがあります。

「パーソナリティ」の例文

・『私はパーソナリティ診断が結構好きです』
・『人格形成を含めパーソナリティについて研究したいと思っています』

「アイデンティティ」の例文

・『会社を辞め自分のアイデンティティを見つけるために世界中を旅することにしました』
・『私は自分のアイデンティティを受け入れることができなかった』

まとめ

以上のように、「パーソナリティ」「アイデンティティ」は、どの角度から見たものなのかといった違いがあります。

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