この記事では、「YouTube」と「ニコニコ動画」の違いを分かりやすく説明していきます。
「YouTube」とは?
「ユーチューブ」と読み、世界最大の動画共有サービスです。
アレクサランキングによると、Google検索の次にアクセス数の多いウェブサイトになります。
アメリカ合衆国カリフォルニア州サンブルーノに本社があり、2005年にPayPalの元従業員のチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムで設立されました。
2006年にはGoogleに買収されて、子会社のひとつとして運営されています。
YouTubeは基本無料で利用することが出来、動画の長さを自由に設定出来ます。
音楽やゲームの実況、子供向け番組など、たくさんの種類の動画が投稿されており、ユーザーの年齢層も幅広くなっています。
YouTubeに動画を投稿することで収入を得ている人のことをYouTuberと呼び、数千万ドルを稼いでいる者もいます。
「ニコニコ動画」とは?
IT関連企業ドワンゴ(東京都中央区)によって運営されている動画の配信サービスです。
日本の代表的な動画サイトのひとつです。
ドワンゴは、もともとUSAテキサス州ヒューストンでIVS社が始めたサービスでしたが、IVS社は倒産してしまい、子会社の株式会社ドワンゴが権利を譲受しました。
ニコニコ動画は、ドワンゴの系列企業のニワンゴが2006年に試験的に開設して、2007年から本格的にスタートしました。
当初はYouTubeなどの動画を引用して、コメントを打ちながら鑑賞するというサービスでした。
その後、YouTubeからのアクセスを遮断されたこともあり、いったん終了し、新しいバージョンになりました。
画面上にコメントが表示されることが特徴で、コメントを通じてオンタイムで交流できます。
「YouTube」と「ニコニコ動画」の違い
「YouTube」は、アメリカに本社があり、「ニコニコ動画」は日本に本社があるドワンゴによって運営されているサービスです。
違いはいろいろありますが、利用料金については、YouTubeは基本的に全て無料で利用できるのに対し、ニコニコ動画は、無料会員と、プレミアム会員があります。
動画を投稿し、収益化をはかるときには、YouTubeのほうがハードルが高くなります。
画質や、容量については、YouTubeのほうが優れています。
まとめ
YouTubeもニコニコ動画も動画を投稿、共有するサービスです。
コメント表示を楽しむならニコニコ動画、世界中の人に見て欲しい人や画質などにこだわる人はYouTubeなど、それぞれに良さがあります。