「壮行会」と「歓送会」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「壮行会」と「歓送会」の違いとは?違い

この記事では、「壮行会」「歓送会」の違いを分かりやすく説明していきます。

「壮行会」とは?

「壮行会」とは企業の人事で良い異動をする人の前途を祝う会合です。

本社から新しい支部の支部長として栄転したり、グループ企業全体で力を合わせる大プロジェクトのために長期出張したりなど、企業を辞めるわけではなく、いい理由で今までの職場を離れる場合に開かれます。

誰々が良き人材として抜擢され他の所に行くことになりましたおめでとう、異動先でも活躍してくださいという内容のお祝いが壮行会です。


「歓送会」とは?

「歓送会」とは職場を去る人を快く見送るための会合です。

送別会のように別れを惜しむというよりは、本人も職場を去ることに前向きであり、職場に残る人も前向きに送り出すという内容になります。

どういう理由で職場を離れるかは問わず、栄転を祝う会合を壮行会と言わず歓送会と呼ぶこともありますし、辞めるのは確かだけれど送別会のように湿っぽい別れではなくポジティブに別れたいという場合に使われることもあるでしょう。


「壮行会」と「歓送会」の違い

「壮行会」「歓送会」の違いを、分かりやすく解説します。

企業内の人事で良い異動を祝うのが「壮行会」で、職場を去る人を前向きに見送るのが「歓送会」です。

「壮行会」で見送られる人は他の支部など遠くに転勤しますが会社を辞めるわけではありません。

それに対して「歓送会」では栄転などの職場は変わっても会社を辞めるのではない場合にも開かれますが、去る側も残る側も前向きな理由で誰かが会社を辞める場合にも開かれます。

まとめ

会社を辞めるわけではなく栄転で去るのを祝うのが「壮行会」で、会社を辞めるかどうかは問わず前向きに見送るためのものが「歓送会」です。

「壮行会」は会社を辞める人との別れを惜しむ送別会とは根っこから別の会合ですが、「歓送会」はポジティブな意識での送別会のようなものと考えると区別がつきやすいでしょう。

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