「素晴らしい」と「すごい」の違いとは?意味や違いを分かりやすく解釈

「素晴らしい」と「すごい」の違いとは?違い

この記事では、「素晴らしい」「すごい」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。

「素晴らしい」とは?

褒め言葉でもある「素晴らしい」【すばらしい】は、いかに優れているので共感する気持ちを伝える言葉です。

例えば、形も整い、柄もくっきり出た大皿を見て「実に素晴らしい出来だ」と褒めます。

また、手作りの服を貧しい国の人達に送る活動を何年も続けた人の行為が素敵と思うときや、学生が自然エネルギーを再利用できる機械を開発したなど難しい事をやってのけたその実績を褒め称えるときに使うわけです。


「すごい」とは?

人が持つ能力をうわまる物を開発したり、普通では無理と感じる動きを見せたとき感動する気持ちを「すごい」といいます。

色々な使い方ができる言葉であり、副詞であれば「すごい不味い」といかに食べ物が美味しくないか表す言葉です。

また、「すごい傾斜がある屋根だ」といえば雪が積もらずすぐ地面に落ちてしまうほど斜めであると伝えられます。


「素晴らしい」と「すごい」の違い

ここでは「素晴らしい」「すごい」の違いを、分かりやすく解説します。

客観的に物事を見たとき、感心する気持ちを言葉にして伝えるとき「素晴らしい」を使います。

驚嘆の念という意味があり、努力して驚くほど成果を出したときの言葉です。

それほど今までに実現しなかったことに挑戦したり、人々を納得させる物を開発したといった実績を褒めます。

もう一方の「すごい」は、普通では考えられないほど優れた結果を出した人の実績を褒め称えるときに使う言葉です。

また、一般的には考えられないほどの酷い有様であるとき、驚く気持ちを伝えます。

「素晴らしい」の例文

・『日本人の素晴らしいおもてなしに、外国人は胸を打たれる』
・『生徒が独学で習った中国語があまりにも流暢で素晴らしい』

「すごい」の例文

・『すごい歌唱力で聴く人を魅了する歌手の虜になった』
・『彼女の家に行くと、すごい小さな部屋に通されて驚いた』

まとめ

普通ではないと思う状態に驚くときの感情を伝える言葉を2つ取り上げました。

使い方をいくつか学べば、どういった場面でどのように使うかが分かってくるでしょう。

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