この記事では、「パウンドケーキ」と「マフィン」の意味や違いを分かりやすく説明していきます。
「パウンドケーキ」とは?
どっしりした生地の食感が楽しめる「パウンドケーキ」には、ベーキングパウダーが入っていません。
あえて入れないことで密度が高いケーキになるわけです。
焼くときは上部に薄く切ったアーモンドを何枚ものせて焼き、ナッツの香ばしい香りを添えるのもまた美味しを引き立たせます。
材料に深みを出すためバターを入れて焼くのも特徴的であり、小麦粉や卵、砂糖などすべての量を均等に混ぜた生地を使うわけです。
“pound”と書いてパウンドと読むこの意味は“g”(グラム)で、単位を表しています。
「マフィン」とは?
上部が山のようにふっくらと盛り上がっている焼いたお菓子を「パウンドケーキ」といいます。
ふっくらさせるためベーキングパウダーを入れるのがコツです。
食べたときの食感はとてもやわからく、口の中ですっと溶けるようになくなります。
言葉の語源は手を温めるため貴婦人たちが使う防寒具という意味があるお菓子です。
その昔、冷えた手を貴婦人は焼いたパンで温めたところから、“Muffin”との名が付けられたのでした。
材料には、薄力粉に塩が入っていない無塩バター、卵、ベーキングパウダー、砂糖を混ぜ合わせて作ります。
「パウンドケーキ」と「マフィン」の違い
「パウンドケーキ」と「マフィン」の違いを、分かりやすく解説します。
材料をすべて1パウンドずつ入れて、混ぜ合わせて焼く「パウンドケーキ」は甘みがしっかり出るため時間が経っても濃厚な甘さがあるケーキを楽しめます。
空気を抜いて焼くので、焼き上がりはずっしりしているのも魅力です。
生地にバターの香りが相まって、深みと食べ応えがある焼き菓子に仕上がります。
形は長方形で、2,3人が食べられるほどの大きさに仕上げますが、もう一方の「マフィン」は円形状のカップ型で、一人ずつ食べられる量の大きさに焼き上げるのお菓子です。
また、この2つの違いは、「マフィン」にはベーキングパウダーを入れますが、「パウンドケーキ」には入れません。
まとめ
2種類の焼き菓子の違いをご紹介しましたが、使う材料や形状、食感といったものが異なりますので、お菓子を紹介するサイトや食べ比べしてみるといいでしょう。