「マニアック」と「マニア」の違いとは?分かりやすく解釈

「マニアック」と「マニア」の違いとは?違い

この記事では、「マニアック」「マニア」の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「マニアック」とは?意味

人から見ると、やり過ぎではないかと思うほど非常に凝っている人のさまを指すのが「マニアック」であり、周囲に目もくれず、自分の好きなものに没頭して熱中し過ぎる人の趣味を意味します。

1980年代から出はじめた言葉であり、あまり出回っていない楽器で弾いた個性的な音や、歌い方する歌手の音楽を好んだり、変わった飲み物を自分なりに煎れて楽しむことを指すわけです。


「マニア」とは?意味

狂気という意味がある“mania”(マニア)は、ひとつのことをまるで狂乱するかのように熱中する人を指します。

海外でいち早く使われていたごくひとにぎりの専門性が強い分野を追求して熱中する人の中には、かわいらしい花を咲かせるところに心奪われたチューリップマニアや、鉄道への愛情が強いレールウェイ・マニアなどがいました。

日本では鉄道マニアが有名であり、現地まで行き、カメラで鉄道の姿を撮ったり、模型を制作して飾ることに力を入れるわけです。


「マニアック」と「マニア」の違い

専門的という意味で使われている「マニアック」は、特定のものを人よりも熱中して楽しむ人を指します。

言葉の語源は、狂人という意味がある“maniac”(マニアック)を日本では「マニア」の域を超えた者という認識で使われている言葉です。

とくに、美少女やアイドルを愛する男性ファンを例えるときあえてこのように呼び、一般的なファンとは区別しています。

かたや、専門という意味があるのが「マニア」であり、その分野を追及する人を指します。

時間とお金、能力をかけてかなり入れ込むようにして楽しむ人に使われています。

「マニアック」の例文

・『兄はアイドルに執着しすぎて会社を辞めるほどマニアックな人だ』
・『フィギュアの細かいところまで拘る姉はとてもマニアックだ』

「マニア」の例文

・『イギリスにはビートルズをこよなく愛すビートルマニアがいる』
・『日本には古墳マニアがいて、縄文時代に強い憧れを持っている』

まとめ

どちらも自分が好きなものを追求しては入れ込む人を指す言葉ですが、懲り過ぎてついていけないか、好きなことを追求して楽しむ人か相手のさまを見てうまく使い分けてみるといいでしょう。

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