電気製品の電源には「ACアダプタ」と「電源ケーブル」の2つがあります。
2種類の電源はそれぞれどのようなもので何が違うのでしょうか。
今回は、「ACアダプタ」と「電源ケーブル」の違いを解説します。
「ACアダプタ」とは?
「ACアダプタ」とは、「交流電気を直流電気に変換する装置」のことです。
「ACアダプタ」の使い方
電気には流れる向きが常に一定で電圧も変化しない「直流」と電気の流れる向きや電圧が常に変化している「交流」の2種類があります。
2つの電気はそれぞれ性質が異なり電気で動く製品は直流で動くものと交流で動くものの2種類に分かれます。
コンセントから供給される電気は交流電気なので直流で動く機械を使用するためにはコンセントから供給される交流電気を直流電気に変換しないといけません。
直流用の機械を使うためコンセントの交流電気を直流へと変換する装置が「ACアダプタ」です。
「ACアダプタ」の正式名称は「ACDCアダプタ」といいます。
「AC」は交流を「DC」は直流を意味し、交流を直流に変換するための接続装置を表します。
「電源ケーブル」とは?
「電源ケーブル」とは、「電力の供給源から機械へ電気を送るための導線ケーブル」です。
「電源ケーブル」の使い方
電気を送り出す側と受け取る側とを直接結ぶ導線ケーブルを指します。
特別な機能はなく電気を通す線でつなぎ直接電源を供給する役割を担うケーブルです。
「ACアダプタ」と「電源ケーブル」の違い
「ACアダプタ」と「電源ケーブル」の違いは「電気の変換機能」です。
交流電気を直流電気へと変換する装置が「ACアダプタ」で、直接つないで電気を供給する線が「電源ケーブル」です。
直流で動く機械の電源供給には「ACアダプタ」を、交流で動く機械の電源供給には「電源ケーブル」を使います。
まとめ
「ACアダプタ」と「電源ケーブル」は電気の変換機能の有無で区別されます。
適合する方法で電気を供給しないと機械は動かないので正しい電源を接続してください。