古き良きアメリカのライダースジャケット二種の違いを解説!
この記事では、schott「642」と「643」の違いを分かりやすく説明していきます。
schott「642」とは?
1913年にニューヨークのイーストブロードウェイで創業した『schott』社のネームドブランドです。
戦前から軍用コートやMA-1を製造しており、日本でもミリタリージャケット類の購入は可能です。
しかし同社の代名詞と言えるのがライダースジャケットだと言っていいでしょう。
世界初のジッパー開閉式の物を作製したことでも知られています。
しかし「642」は日本生まれのライダースとして有名なアイテムだと言っていいでしょう。
日本での代理店ならび販売権を持ちライセンス契約を行っている『上野商会』が発注した「641」シリーズの別注品です。
schott「643」とは?
「642」と同様に日本での代理店、販売権を持ちライセンス契約を持つ『上野商会』が委託注文し生産されたロングライダースです。
いわゆるジャパンライクな商品であると言えるでしょう。
schott「642」と「643」の違い
schott「642」と「643」の違いを、分かりやすく解説します。
どちらも日本発のジャパンライクな商品なのは変わりありません。
「642」は日本人には馴染みのまだまだ薄かったスタンドカラーを襟付きに変更したもので「641」とそれ以外は全く変わらない仕様になります。
「643」は「641」「642」よりも着丈を長くしたいわゆるロングライダースになります。
着の身が短いと落ち着かない、ショート丈よりもロング丈の方が需要があることから生まれたものです。
ともに別注品となります。
まとめ
両者ともに日本発のschottのライダースジャケットであり、日本の代理店の別注から生まれたものだと言っていいでしょう。
「642」は日本人に馴染みの薄いスタンドカラーの「641」を襟付きにしたものです。
「643」は「642」の着丈を長くした物になります。
逆輸入され現在では『schott』社のラインナップに導入されました。