タータンチェックのマフラーやコートの裏地で有名な英国のメーカーに「バーバリー」があり、その中のラインのひとつが「バーバリーロンドン」です。
それでは、この「バーバリーロンドン」とはどういう意味でしょうか。
また、「バーバリーブラックレーベル」とは、どう違うのでしょうか。
この記事では、「バーバリーロンドン」と「バーバリーブラックレーベル」の違いを分かりやすく説明していきます。
「バーバリーロンドン」とは?
「バーバリーロンドン」とは、英国の伝統的な服飾メーカー「バーバリー」のラインのひとつで、代表するブランドです。
特にタータンチェックのデザインが特徴的です。
日本で販売されているものは、英国で作られて輸入されたものと、日本で生産されたものが存在します。
「バーバリーブラックレーベル」とは?
「バーバリーブラックレーベル」とは、2015年まで存在していた「バーバリー」のラインのひとつで、男性向けの商品を「ロンドン」などよりも安価に提供していました。
実際には日本の三陽商会が単に「バーバリー」のライセンスで開発、販売していたものです。
現在は「クレストブリッジ」のラインとして存続しています。
「バーバリーロンドン」と「バーバリーブラックレーベル」の違い
「バーバリーロンドン」と「バーバリーブラックレーベル」の違いを、分かりやすく解説します。
この2つに関しては、日本の三陽商会が関わっていることは同じですが、もともと成り立ちやコンセプトが違います。
前述のように「バーバリーブラックレーベル」は2015年に無くなっていますので、存在していた時の違いという話になりますが、大きな違いは「バーバリーロンドン」は「ロンドン」の本社のデザインで本社のディレクションで成り立っているのに対して、「バーバリーブラックレーベル」が日本独自のデザインとコンセプトで作られていたという点です。
したがって、「バーバリー」という名前でしたが、「ブラックレーベル」は日本の製品であると言って良いでしょう。
まとめ
この記事では、「バーバリーロンドン」と「バーバリーブラックレーベル」の違いを、解説してきました。
「バーバリー」には、このほかに「プローサム」という高級ラインと「ブラックレーベル」の女性版である「ブルーレーベル」が存在していました。
しかし、「ブラックレーベル」と同様に「ブルーレーベル」も契約満了のため無くなり、今は英国本社のディレクションのラインしか残っていません。