この記事では、「ななつぼし」と「ゆめぴりか」の違いを分かりやすく説明します。
「ななつぼし」とは?
ななつぼしとは北海道のブランド米の1つで、星が綺麗に見える北海道で生まれたことから名づけられました。
ななつぼしには、北斗七星のように輝いてほしいという意味も込められています。
ななつぼしは北海道立中央農業試験場が育成した品種で、2001年から北海道の優良品種に採用されました。
適度な甘味があって味のバランスが良く、冷めても美味しいという特徴があります。
そのためお弁当やおにぎり等にも向いています。
作付面積は北海道でもトップクラスで、全国的にもよく知られるようになりました。
スーパーマーケット等でも販売されています。
「ゆめぴりか」とは?
ゆめぴりかも北海道のブランド米の1つで、北海道立中央農業試験場によって育成されました。
試験場では毎年、品種開発のために交配を行っています。
優れたものを選抜していく手法で、150万の中から選ばれたのがゆめぴりかでした。
ゆめぴりかという名前は公募によって決定されたもので、「ぴりか」にはアイヌ語で「美しい」とか「好ましい」といった意味があります。
ゆめぴりかにはほんのりとした甘みがあり、しっかりとした粒なので食べ応えがあります。
「ななつぼし」と「ゆめぴりか」の違い
ななつぼしもゆめぴりかも北海道のブランド米ですが、味には違いがあります。
粘りが強いのはゆめぴりかの方で、ななつぼしの方がさっぱりとしています。
どちらも甘味がありますが、ゆめぴりかの方が甘味は強いです。
ななつぼしの特徴は味のバランスが良いことで、甘さも粘りも控え目でどんなおかずにも合うのが特徴になります。
ご飯そのものを味わう時はゆめぴりかで、おかずを味わいたい時はななつぼしが向いています。
まとめ
ななつぼしは甘さや粘りは控え目で味のバランスが良いです。
それに対してゆめぴりかは、ななつぼしよりも甘味があり粘りも強いお米になります。