この記事では、「ヤングコーン」と「ベビーコーン」の違いを分かりやすく説明していきます。
「ヤングコーン」とは?
スイートコーンの若い実を収穫したもののことです。
スイートコーンは、スーパーなどでよく見かける、ゆでたり、焼いたりして食べる甘いトウモロコシのことです。
このトウモロコシは生でも食べることができます。
スイートコーンは、1株に3本以上が実ります。
1本を大きくするためには、そこに集中的に栄養を送ることが重要です。
いくつも本数があると栄養素が分散されてしまい、1本が小さくなってしまうため、摘果をします。
この摘果したものが「ヤングコーン」として販売されています。
以前はパウチパックや缶に入った水煮されているものが主流だったのですが、近年は生のものも手に入るようになりました。
収穫後、時間が経つほど味が落ちてきます。
そのため、水煮加工をしていたのです。
これらは輸入されているものが主です。
近年手に入る生のものは日本で栽培されたものです。
鮮度が違い、加工されたものと味が違います。
加工品は一年中手に入りますが、生のものは5月から6月ころを中心に出回ります。
食べ方ですが、皮つきのままゆでたり、焼いたりします。
皮をつけたまま調理をした方が、皮をむいてから調理するよりもおいしいです。
ゆでたりしたものは、そのまま食べてもよいし、ピクルス、バター焼き、肉巻きなどにしてもおいしく食べることができます。
「ヤングコーン」の言葉の使い方
スイートコーンが完熟する前に収穫したものを指して使用する言葉です。
加工品も生のものこの名で呼んでいます。
「ベビーコーン」とは?
スイートコーンの若い実を収穫したもののことです。
トウモロコシの果実は中心に芯があります。
この部分は硬いので一般的には食べません。
実が完熟する前の若い状態のものは、芯になる部分がまだ柔らかいので食べることができます。
実の一粒一粒は非常に小さく、完熟したスイートコーンのように一粒ずつはがして食べることはできません。
水煮をしてパウチパックや缶に入れた商品が多く流通しています。
近年は日本で栽培された生のものを手に入れられるようになりました。
5月から6月ころにかけて、皮つきのものを購入できます。
これを使った料理には、バター炒め、グラタン、サラダなどがあります。
ほのかな甘みがあり、クセはないので、さまざまな料理にあわせやすいです。
「ベビーコーン」の言葉の使い方
スイートコーンを若いうちに収穫したものを指して使用する言葉です。
加工されているものも、生のものもこの名で呼んでいます。
「ヤングコーン」と「ベビーコーン」の違い
どちらも同じものです。
2つのものに違いはありません。
どちらの名前も、加工されたものにも、生のものにも使用しています。
加工されているからこの呼び方、生のものだからこの呼び方と分けているのではありません。
まとめ
どちらも同じものを指しています。