「ラグランスリーブ」と「ドルマンスリーブ」の違いとは?分かりやすく解釈

「ラグランスリーブ」と「ドルマンスリーブ」の違い生活・教育

この記事では、「ラグランスリーブ」「ドルマンスリーブ」の違いを分かりやすく説明していきます。

「ラグランスリーブ」とは?

「ラグランスリーブ」とは、襟ぐりから袖下にかけて斜めの切り替えが入っている袖のことを言います。

肩部分と腕部分を縫い合わせるのではなく、肩と腕部分が一体化していて、身頃に縫い付けた袖のことで「ラグラン袖」は同義語となります。

腕を動かしやすいことから、スポーツウェア、トレーニングウェアによく使われています。

また実用性だけでなく、カジュアルなお洒落着としても「ラグランスリーブ」を楽しむことができます。

一般的に「ラグランスリーブ」が似合うとされる人は、肩幅が広い人と言われています。

肩幅を強調することがなく、華奢に見せたり、ラフな抜け感などを演出できます。

また重ね着をする際のアウターは「ラグランスリーブ」になっているものが、肩、腕を動かしやすいのでおすすめです。


「ドルマンスリーブ」とは?

「ドルマンスリーブ」とは、袖ぐりが大きくゆったりとしていて、袖口に向かって細くなっている袖のデザインのことを言います。

「ドルマンスリーブ」の由来は、トルコの民族衣装ドルマンからきています。

「ドルマン」とはトルコ語でローブを意味しています。

「ドルマンスリーブ」は袖と身頃が一体化したデザインになっているものが多く、二の腕、脇肉、お腹などのラインが出ないため、体型隠しやリラックスして着られるというメリットがあります。

しかし、袖部分が大きい為、細身のアウターと合わせにくくなります。

「ドルマンスリーブ」のトップスを着用する際、アウターはオーバーサイズのものやポンチョなどアーム周りに余裕があるデザインを選ぶ必要があります。


「ラグランスリーブ」と「ドルマンスリーブ」の違い

「ラグランスリーブ」「ドルマンスリーブ」の違いを、分かりやすく解説します。

「ラグランスリーブ」とは肩と袖が一体化して斜めに、身頃に縫い付けた袖のことです。

肩に切り替えがない為、細身のデザインでも腕が動かしやすく、スポーツウェアなどに多く使われています。

「ドルマンスリーブ」とは袖ぐりが深くゆったりとして、袖口に向かって細くなっている袖のことを言います。

身頃と袖が一体化しているデザインもあれば、身頃と袖で切り替えて縫っているものもあります。

いずれにしましても、袖部分がゆったりとしている見た目であることは同じです。

「ラグランスリーブ」「ドルマンスリーブ」は、どちらも肩、腕が動かしやすいという共通点がありますが、違いとしては「ラグランスリーブ」は肩と腕部分が一体化していて、袖部分が襟ぐりから斜めに縫い付けられたデザイン、「ドルマンスリーブ」は袖ぐりが深くゆったりとしていて、袖口に向かって細くなるデザインということになります。

簡単に見分けるならば「ラグランスリーブ」は斜め切り替えで細身、「ドルマンスリーブ」はゆったりとしていて体のラインが出にくいと覚えておくといいでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

「ラグランスリーブ」「ドルマンスリーブ」の違いを解説しました。

どちらも動きやすいという共通点はありますが、まったく違うものですから混同しないようにしましょう。