弓矢を使ったスポーツとしては「アーチェリー」や「弓道」が有名です。
この記事では、「アーチェリー」と「弓道」の違いを分かりやすく説明していきます。
「アーチェリー」とは?
「アーチェリー」とは西洋で主に行われているスポーツであり、弓矢を的に中ててそのスコアを競うのが特徴です。
「アーチェリー」に用いられる西洋弓は様々な装具が付いており、正確に射撃することが可能です。
的の中心に近ければそれだけ高いスコアが出るので、使用される西洋弓も命中精度を重視している構造になっています。
「アーチェリー」の試合は36本の矢を打つ点や場所を変えるのが特徴であり、スポーツとして人気があります。
「弓道」とは?
「弓道」とは日本で行われているスポーツであり、袴を穿いて和弓を使います。
「弓道」も矢を的に中てるスポーツとして有名ですが、この競技の目的は精神鍛錬にあるのが特徴です。
精神を整えて姿勢を正し、落ち着いた心で矢を打つことで矢は的に中るという考え方があり、精神修養の側面もあります。
「弓道」の試合は8本の弓を使うのが特徴であり、的に中るかどうかを競います。
「アーチェリー」と「弓道」の違い
「アーチェリー」は西洋弓を使ったスポーツであり、的の中心にどれだけ近いかをスコアで競います。
精密性を競うことから西洋弓には様々な装具が付いているのが特徴です。
「弓道」は和弓を使ったスポーツであり、的に中るかどうかで競います。
「弓道」は精神鍛錬のためにするという目的があり、落ち着いた心や正しい型を守ることが大切となります。
「アーチェリー」の例文
・『アーチェリーの弓は色々な最新技術が使われています』
・『そのアーチェリーの選手は遠い場所から見事に中心を射抜いた』
「弓道」の例文
・『弓道部の練習は静かなものであり、自分はこの雰囲気が気に入っています』
・『昔は弓道部にいたこともあり、集中力には自信があります』
まとめ
「アーチェリー」と「弓道」はどちらも弓矢を使うスポーツですが、目的や試合形式が違います。
「アーチェリー」は正確性を競うものであり、「弓道」は精神鍛錬を目的としているのが特徴です。